海から山へ(JR最高地点を目指して…) (part1)


 今回は、8月10日の日曜日に、相互リンクをしている、歌姫バカ一代のバツ丸さんと共に、旅立つことにしました。
今回の旅は、青春18切符と、乗車券を使っての旅となりました。夏休みシーズンといえば、青春18切符の季節です。
青春18切符とは、JR線の普通列車と快速列車の自由席に乗り放題の切符です。(5回分(5日分)使えて、金額は、11,500円)
このような切符を使えるこの時期、旅情を求めるには、良い時期なのかもしれません。

 実を言うと、本当は、8月8日に旅立つはずだったのですが、台風10号のせいで、日程をキャンセルし、10日に行くことにしました。台風一過の天候が予想されましたが、はて?どうなったのでしょうか?
今回は、海から山へ行き、JR最高地点へ行く旅です。それでは、ご覧くださいませ。


 まずは、名古屋駅からスタートです。しかし、わたくしは、とんでもないことをしてしまいました。それは、寝坊です。
バツ丸さんの着信で起き、時間を見ると、6:40…
これで眠気が一気に飛んでしまいました。

「明日は、名古屋を6時55分発の列車に乗るから」とバツ丸さんに伝えたのは、このわたくしでした。 言った本人が寝坊してしまうという恥ずべき行為をしてしまいました。

このため、当初、豊橋駅まで、373系の特急形車両を使った「ホームライナー」に乗って優雅に過ごすことを考えていましたが、もろくも崩れてしまいました…
 飛び起きて、すぐに着替え、ダッシュで名鉄に乗り込み、名古屋駅へ向かいました。
 そして、バツ丸さんにひたすら謝り、予定を変更しました。
しかし、浜松からは、予定どおりの列車になるので、結果オーライと言うことで…

乗るのは、7時20分発、「新快速」浜松行きです。313系の6両編成で到着しました。
日曜日のせいか、あまり混雑はしておりませんでした。立客は少々と言った感じで、名古屋を発車ました。
転換クロスシート車ですので、快適です。
 313系は、加速が素晴らしく、あっという間にスピードが上がります。画像のように、名鉄電車が並行して走ります。名古屋から熱田駅を過ぎるまでの区間です。313系は、すぐに追い越していきました。
時速120kmで走行は、とても速いです。すべるような速さで、走ります。
 金山、大府…と停車して、名古屋から離れると、ご覧のように、市街地が途切れるようになります。
 新快速は、安城駅に到着しました。名古屋から約20分。かなり速いです。さすがに新快速です。
ここで、かなりの乗客が降りていきました。
 岡崎駅を過ぎると、立客がなくなりました。
わたくしたちは、先頭車両に座りました。先頭まで行けば、前面展望が可能です。
 蒲郡駅を過ぎると、海が見えてきます。三河湾です。
海から離れたところを走行しますが、これが一番初めに出会う海です。
 海から離れると、もうすぐ豊橋です。
この画像は、豊川橋梁です。これを渡り終えると、豊橋市内に入ります。橋を渡り終えると、注意信号で減速し始めました。
 8時08分、 豊橋駅につきました。名古屋から50分もかかっていません。
ここで、たくさん乗り込んできました。やはり、18切符族がたくさんいるようです。
豊橋を出ると、二川に停まり、次の新所原駅で、静岡県に入ります。
すると、奥浜名湖と言われる湖が見えてきます。新幹線の高架橋が邪魔ですが…
 弁天島駅付近で、浜名湖を渡ります。しかし、水の色が汚くて、最悪でした。
まだ時間が早いせいか、海水浴客はいませんでした。

一駅ごとに乗り込んでくる乗客が増えてきました。豊橋より、浜松の方に集客力があるのかもしれません。
 8時40分、浜松駅に到着しました。
名古屋から1時間20分。案外速いものです。
ここで、熱海行きに乗り換えです。さよなら…313系転換クロスシート車…と別れを告げて、乗り換えます。待っていた列車は??
 なんと!211系のロングシート車。しかもトイレがない列車です。
乗り換える乗客も、この車両を見た瞬間にショックを受ける声が聞こえてきました。よほど、旅慣れた人が多いのでしょうね。
浜松8時50分発の熱海行き。皆さんもこの時間の列車には気をつけましょう。

しかし、車内は、席はすべて埋まるものの、立客が意外と少なかったです。
わたくしの隣には、小学生高学年の男子と母親の親子が座りました。
10分の待ち合わせ時間の間、駅のトイレに行く乗客がたくさんいました。熱海まで行くとなると、所要2時間半、さすがにトイレに行きたくなりますよね。
 わたくしたちは、富士駅までの約1時間40分、我慢の車内です。
座った席は、海側の席です。ロングシートなので、後ろを向かないと、海は見えません。しかも、太陽が降り注いでいたので、カーテンを閉めました。

浜松を出ると、まもなくして、天竜川を渡ります。隣席の親子にも、天竜川を教え、ここを走行中はカーテンを開けて、一緒に見ていました。

途中、島田駅からたくさん乗り込んできました。
この画像は、静岡駅です。ここで、結構降りたのですが、それに負けず、同じくらいの乗客が乗り込んできて、結局乗車率は変わらずでした。
 静岡駅を過ぎて、しばらくすると、由比(ゆい)という駅に近づいてきます。この駅付近は、海が見えます。
これも隣席の親子に海が見えることを教えて、カーテンを開けて、わたくしたちと一緒にみていました。

どうやら、この親子は、このまま東京まで行くみたいで、まだまだロングシートの旅は続きますね。ご臨終です。とは、伝えておきました。

これで、海とはお別れです。




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